【超簡単】HSBC口座の住所変更をする方法

HSBC香港では大切なお知らせをAir mailで郵送してくることがあります。
主な郵送物の内容としてはこちらになります。

・HSBCのシステム変更のお知らせ ・口座管理手数料滞納、未払いの督促状 ・本人確認完了の書類 ・口座凍結事前のお知らせ ・ATMカード本体のお届け ・その他、口座を利用する上で必ず必要となる書類

大事なものばかりですね。

これを見逃してしまうと、大事な資産を引き出せなかったり、口座管理手数料が年々かさみ、気付かないうちに借金になってしまう人もいます。

引っ越した場合できるだけ早く変更手続きをしましょう。

現在登録している住所を確認する方法

覚えていますか？HSBCに登録している住所は2つあります。 それがこちら。

・Correspondence address（配送先住所）

・Residential address（居住している住所）

多くの人は、住んでいるところが配送先なので同一住所が登録されていますが、家が2個も3個もある富裕層や、法人が届け先になっている人はこの2つが異なっていることがあります。

配送物を受取るには、「Correspondence address（配送先住所）」を変更する必要があります。
まずは、今どこが登録されているのか確認しましょう。

確認する方法として、一番簡単なのが「インターネットバンキング」の登録画面を見に行く方法です。

まず、インターネットバンキングにログイン後したあと、
“My banking”の“Personal details”を選択しましょう。

↓

こちらに表示されている住所が正しくなければ、住所変更する必要があります。

住所変更する方法

住所変更するには下記の主に2つのやり方があります。

1. インターネットバンキングで変更する
2. 書類を郵送して変更する

インターネットバンキングを登録していない方は、書類という選択になります。では、それぞれのやり方をご説明していきます。

1.インターネットバンキングで変更する

インターネットバンキングで住所を変更するのに必ず「セキュリティーデバイス」または「モバイルセキュリティー」が必要です。

セキュリティーデバイスの電池が切れている場合や故障では、住所変更できませんので、予め確認しましょう。

もし「セキュリティーデバイス」の電池が切れている場合はこちらの記事をご参考ください。

インターネットバンキングで変更する方法

①パソコンからHSBC香港のHPへログイン
右上のアカウントナンバーをクリックすると出てくるプルダウンメニューの“Personal details”を選択。

②セキュリティーコードを入力
（セキュリティーデバイス or モバイルセキュリティーに表示される6桁の数字）

③”Continue”をクリック

次に「Address Details」の入力ページに遷移します。

④ Update your residential, work and other correspondence address 
(住居、職場、その他の連絡先住所を更新します)
   “Yes”を選択

⑤Select the address type to update
(更新するアドレスタイプを選択します)

・居住地を変更したい場合：“Residential”を選択
・勤務先住所を変更したい場合：“work”を選択
・郵送物の届け先だけを変更したい場合：“Just for corresponendce only”を選択

⑥ Update the above address as your correspondence address?
(上記の住所を対応する住所として更新します)

   “Yes”を選択

⑦香港以外の住所で受け取りたい場合（日本の住所の場合）は、一番下の「Click if address is not in Hong Kong」にチェックを入力

⑧変更したい新しい住所を英語で記載

住所の英語表記が苦手な人は、自動で英語表記にしてくれるWebサイトがあります。（https://kimini.jp/）
各行空白を入れて、35文字以内に収める必要があります。

⑨ここでまた「セキュリティーデバイス」または「モバイルセキュリティー」で発行された“Security Code“6桁”の数字を入力

⑩ こちらの項目はいじらずに「Confirm」をクリック

これで変更完了です。

サポートデスクは英語か広東語、中国語のみの対応となります。話すのが難しい方は、日本人専門のHSBCトラブルサポートセンターがおすすめです。

2.書類を郵送して変更する（ネットバンキングが使えない場合）

セキュリティーデバイスの電池切れなどで問題が生じている場合はネットバンキングでの手続きできません。その場合、書類を提出して変更する方法があります。

まず、HSBC香港のHPへアクセスし、住所変更届けをダウンロードします。

英文と中文が書いています。記載箇所は全部で８箇

①　日付：（日/月/年）　例：23/04/2022
②　ローマ字氏名：（名字 名前）YAMADA TARO
③　□にレ点を入れる
④　パスポート番号を記入　（英文にチェックを入れないで下さい）
⑤「With Immediate Effect 」□にレ点を入れる

⑥変更したい住所の種類を選択

・居住地のみ変更で、郵送物の届け先はそのままにしたい場合
「Residential」にチェック

・居住地と郵送物の両方を変更したい場合
「Residential and Correspondence」 にチェック

・郵送物の届け先のみ変更で、居住地はそのままにしたい場合は
「Correspondence」 にチェック

を入れます。

⑦変更後の住所を記入
変更後の新しい住所を英語で記入します。 住所の英語表記が苦手な人は、自動で英語表記にしてくれるWebサイトがあります。（https://kimini.jp/）

⑧HSBCに登録したサインを記入

最後に、HSBCに登録した時の直筆のサインを記入します。
ローマ字で書いたのか、漢字で書いたのか、芸能人のようなオシャレなサインで書いたのか覚えていない場合は要注意です。
書類の内容はきちんと書けているのに、このサインを間違えてしまうと受理されません。

受理されなかった場合はSMS（ショートメール）などで連絡がきます。

郵送先はこちら

【宛名】The Hongkong and ShanghaiBanking Corporation Limited, 【届け先】P O Box 72677,Kowloon Central Post Office,Kowloon, Hong Kong,

画像の通り、そのままマネてOK。
ESMではなく 「Air mail」で発送しても問題ありません。190円切手を貼ってそのままポストに投函しましょう。手書きでも大丈夫です。（2023年11月時点）

という感じで、インターネットバンキングで申請する方法と、書類を郵送して申請する方法をご説明しました。

どちらにしても

英語ができない問題と
時間がかかる問題

があります。

急いでいる方、正確にやりたい方は、日本人専門サポート業者がありますので丸投げすることができます。

HSBC香港からの郵便物の到着が異常に遅い件 郵便物といえば、飛行機での輸送を想像するかもしれませんが、HSBC香港からの郵便物は2022年4月現在すべて船便です。 船便の場合、コンテナの容量が一定量に満たさないと発送されないため手続きしたにも関わらず、受理されるまで3ヶ月以上かかることもあります。 自分で書類を郵送して手続きを行った場合は、数ヶ月待つことがあります。