【HSBC代行サポートします】ネットバンキングがロックされてしまった時の対処法

久しぶりにHSBC香港のネットバンキングにログインしようとしたらログイン情報を忘れてしまい、「あれーー・・・これだったかな？あれだったかな？」と連続で間違えて、ロックが掛かってしまうことがあります。

ここではそんなロックが掛かってしまい、にっちもさっちも行かなくなった時の対処法をご紹介します。

どんな時にロックがかかるの？

まずは、どんな時にロックがかかってしまうのかというと

• ネットバンキングのパスワード入力を３回以上間違えた時
• ATMでのPINを３回以上間違えた時

これをしてしまうと即座にロックがかかってしまいます。

2020年以降、HSBC香港は大規模なシステム変更を行ったため、特にネットバンキングのパスワード入力でミスる人が多発しています。

ここでは、ネットバンキングがロックされてしまった時にロック解除する方法をご説明してきます。

ネットバンキングを開くと、まずログインされる際に求められるログイン情報は下記の３つです。

1. username
2. memorable answer
3. password

この３つを思い出してください。

「username」について

「memorable answer」とは

次に「memorable answer」がでてきます。カタカナにすると「メモラブルアンサー」です。多くの人がここを間違えてロックされます。

項目名が変わっただけで、ここは「First password」を入力すればOKなのですが、ここを間違えてしまいロックが掛かる人が多く発生しています。

「password 」とは

なので、「First？Second？どっちのパスワード？昔の画面と変わってる・・・」となるのも不思議ではありません。

正解は「Second password」をそのまま入力すればよいのですが混乱して、Firstの方をいれてしまう人がいます。

手当たり次第、可能性のあるものを入力してしまうと3回でロックがかかります。ロックがかかってしまった場合、このような画面になります。

実は、HSBC香港ユーザーであれば、
2020年3月までにこのようなメールが届いているはず

タイトル：Action required: create a ‘Password’ to log on by 31 March 2020
（必要な行動：2020年3月31日までにログオンするために『パスワード』を作成しなさい。）

かなりキッパリ書かれていますね・・・

「え・・・そんなの見てなかった」
「これをしなかった人はどうなってしまうの？」
「英語できないし・・・そもそもどこ電話したらいいのかな？」
「誰に聞いたら助けてくれるんだろう（汗）」

もう、パニックです。

国内の銀行と訳が違って、どうしていいのかわからないですね。実は、メールを見逃していた人も「パスワード」を再設定する道がまだ残されているのでご案内します。

自分でできるロック解除方法

とりあえず、自分でできる対処方法を順番にお伝えします。この順序で行えば解決できますので、ゆっくり進めてみて下さい。

まずは、ロックされていると表示された画面の、右下にある「Reset security details（セキュリティの詳細をリセット）」というボタンをクリックしましょう。

ここから、再設定が可能です。

Select a memrable answerを設定する

こちらは、答えやすい質問を1つ選んで6文字以上、36文字以内で設定しましょう。数字だけでもOKです。

passswordを設定する

ここも6文字以上、36文字以内で設定します。こちらは英字と数字の混合が必須です。

「Select a memorable question」を2問選んで「答え」を設定する

ここでは、「Select question1」「Select question2」をそれぞれ選びます。
すぐに答えが思いつく、または迷わない簡単な質問を選択しておくのがミソです。

忘れにくくて、簡単で、短い文字数。

次回のミスを防ぐためにもメモをしっかりとっておきましょう。

すべての入力ができたら、右下の「Continue」をクリックしてください。すると、リセット完了です。

こちらが完了画面↓

実は、インターネットからの再設定だけでは、まだロックは解除されません。
重要なのはここからです。

この完了画面がでたら、

この２つを必ずやりましょう。

この超重要②の用紙は、「パスワードを設定しました」という申請をする届け出です。つまりパスワードを再設定した時は、この用紙を届けなければロックが解除されません。

安心して右下の「Home」をクリックしてしまうと、また1からやり直しになります。

パスワード再設定した後に必ずしなければならないこと

「インターネット上で完了したと思っていたら、何日たってもログインができない。」とイライラしながら待っている人がいますが、永遠にロックは解除されません。

お客様の大切な資金を扱うメガバンクのことなので、Web上のデータ変更だけでロックは解除してくれないのです。

じゃあどうすれば？ということですが、それが「本人確認」です。

「パスワードを変えたのは口座名義人の私です」と証明し、カスタマーサポートに承認してもらわないといけないのです。（たしかに、、、言われてみれば、WEB上でのパスワード変更は第三者でも簡単にできます）

ということでこの「本人確認」のやりかたを２つご紹介します。

HSBC香港に電話をかける

ここが最難関になるかと思いますが、HSBC香港は日本語対応していません。

通じる言語はこの３つのみ

• 英語
• 中国語
• 広東語

日本語に対応していないところが苦しいですが、外国語が少しでもできる方は電話が早いです。

土日祝日問わず24時間対応してくれているところがありがたいですね。サラリーマンの方でも深夜だったり土日に電話できます。

ちょっと注意なのが、このHSBC香港のカスタマーサポートレディーがほぼフィリピーナでなので、タガログ語（フィリピンの母国語）なまりでクセの強い英語を話されます。

英語が分かる方でも、ちょっと苦戦するかもしれません。

電話をかけると様々な個々質問をされます。必ず伝えなければいけないのが、超重要①でご説明した「reference number（リファレンスナンバー）」です。

これですね↓。

この番号は全部伝えるのではなく、ほとんどのケースで「下４桁を教えて下さい」と言われます。（セキュリティ観点から全部じゃない）

ここが承認されれば、「超重要②パスワード再発行申請書」は必要なく、すぐにロックが解けて口座が使えるようになります。

やっぱり、英語が話せないから電話じゃ無理・・・

という方に朗報です。もう１つやり方がございます！

それが

書類を郵送する

これならできそう！という方にやり方をご説明しましょう。 まず、超重要②の「form」からダウンロードした用紙に必要事項を記載します。

ダウンロードするとこの様な用紙がでてきます。

1. Reference number（リファレンスナンバー）
2. Username
3. HSBC香港に登録しているサイン（署名）の記入
4. 口座番号

４つの項目を埋めてHSBC香港に国際郵便をします。
それだけでOK。

ただし、これだけ注意してください。

このHSBC香港に登録しているサイン（署名）というのは開設当初にご自身で決めたもので

• 漢字かアルファベットか覚えていない
• 芸能人のようなオシャレなサインを書いてしまった

という人は要注意です。

せっかく送った書類が受理されず、一発アウト。振り出しに戻るハメになりますので、事前にしっかり思い出してから郵送するようにしてください。

郵送する場合、期限はパスワードを再設定した日から20営業日以内に受理されなければいけないので、すぐに送る必要があります。コロナのせいで、国際郵便の到着に遅れがでるかもしれません。

画像の通り、そのまま真似てください。

ESMではなく 「Air mail」で発送しても問題ありません。190円切手を貼ってそのままポストに投函しましょう。手書きでも大丈夫です。（2023年11月時点）

また、送付先を間違えてしまうとどこか知らない香港人の手に渡ってしまいます。セキュリティ上危険なので心配な方は、やっぱり電話での申請がおすすめです。

という感じで、自分でロック解除作業をするとなると、

• 英語ができない問題
• 時間がかかる問題

がどうしても心配ですね。

急いでいる方は、日本人専門サポート業者がありますので丸投げすることができます。

今回ご紹介したように、パスワードを間違えまくってロックがかかったら、「1日ぐらい経てばリベンジさせてくれるかな」と期待して待ってしまいますが、HSBC香港は不審な動きがあればすぐにロックをします。

そして本人確認が承認されるまで２度と反応してくれません。正しい対処方法を知って解決しましょう。