【HSBC代行サポートします】ATMカードをロックされてしまった時の対処法
HSBC香港から久しぶりに出金しようとATMへ行ったら、暗証番号(PIN番号)を忘れてしまい連続で間違えてロックが掛かってしまった。
という場合の対処法をご紹介します。
「1日経てばリベンジさせてくれるだろう」と次の日まで待ってまたトライする人もいますが、多くの海外銀行は、一度ロックがかかったら適切な対処をしなければ2度と解除されません。
この記事ではロックされた時の適切な対処方法を解説します。
ATMカードの基礎知識
・HSBCのPINは6桁(ケタ)
HSBCでは、他の海外銀行口座同様ATMカードの暗証番号を「PIN」と表現しています。
そして、このHSBCのPINは「6ケタ」です。
一般的なカードの暗証番号の多くは4桁なので忘れないように
4649(ヨロシク)
1129(いい肉)
0840(オハヨー)
など覚えやすく工夫もできるところが、これではゴロも当てにくく忘れがちです。それだけセキュリティーが万全だという事なのでしょうが、当の本人が忘れてしまってはしょうがないので、普通はどこかにメモしたりします。
・香港ドル(HKD)を保有していないとATMで引き出しできないし、買い物もできない
HSBC香港は口座内に香港ドル(HKD)を持っていないと、ATMカードを使っての出金や買い物ができません。
大体の方はHSBC香港の口座に香港ドル(HKD)をお持ちかと思いますが、もし、米ドルやユーロなど他通貨で預貯金を置いているなら、一度、インターネットバンキングで香港ドルに両替をしてからでなければATMカードを使うことができません。
・UNION PAYのマークのあるお店では買い物もできる。
実は、HSBC香港のATMカードはUnionPay(ユニオンペイ)加盟店でデビットとして使うことができます。
ATMカードのロックは翌日には解除されますか?
多くの人は、3回間違えたけど翌日になればリセットされると理解している人もいます。
ただ残念ながらPINコードを3回間違えてた場合、翌日になっても3日経っても1年経ってもロックは外れません。
「昨日2回間違えた、今日はリセットされて3回トライできるかな・・・」
いえ、今日トライできるのは1回のみ。
つまり連続で3回間違えたらアウトになります。
カードがロックされると、”操作しているのは本人ではない”と判断されてATMでの引き出し、ならびに残高照会が一切できなくなります。
ATMカードのロックを解除する方法
ATMカードのロックを解除する方法は2つあります。
- ネットバンキングでPIN再発行を申請する
- PIN再発行申請書を郵送する
ネットバンキングにログインできる場合は、英語を話す必要もなく、自力で解決できますが、開設していなかったり、何らかの原因でログイン出来ない場合は「書類での申請」と「電話確認」が必要です。
ネットバンキングでPIN再発行を申請する方法
ネットバンキングを開設している方は下記の2つができれば自分ひとりでPIN再発行申請ができます。
- ネットバンキングにログインできる
- セキュリティーコード”を発行できる
セキュリティーコードとは、電卓のような「セキュリティーデバイス」またはHSBC香港が提供しているスマホアプリの「モバイルセキュリティー」で発行できるワンタムパスワードのことです。
問題なくできる方は、HSBC香港のHPにアクセスして、「My banking」から手続きできます。
万が一、「セキュリティーデバイス」の電池が切れている方は、ネットバンキングで申請できません。その場合、こちらの記事をご参考ください。
手順1
インターネットバンキングにログインすると、ヘッドメニューにある①「My banking」をクリックします。
最右列にあります②「Request ATM/credit card PIN」 をクリックします。
次のページで「セキュリティーコード」を入力します。(「セキュリティーデバイス」または、「モバイルセキュリティー」をご用意ください。)
手順2
こちらの「セキュリティーコード」を入力しましょう。最後に、右下にある「continue」をクリックします。
以上の手続きによって、HSBC香港から登録している住所に、新しい「PIN」が書かれた書類が送付されます。(現在、船便発送のため新しいPINが届くまで最低2~4週間程度、遅いと3ヶ月かかります)
郵送でPIN再発行を申請する方法
ネットバンキングを開設されていない方は、郵送でPIN再発行を申請することができます。再申請する際はまず、PIN再発行申請書をダウンロードして印刷します。
印刷できたらこのように空欄を埋めます。
【宛名】The Hongkong and ShanghaiBanking Corporation Limited, 【届け先】P O Box 72677,Kowloon Central Post Office,Kowloon, Hong Kong, |
↑をそのまま真似て下さい。
ESMではなく 「Air mail」で発送しても問題ありません。190円切手を貼ってそのままポストに投函しましょう。手書きでも大丈夫です。(2023年11月時点)
書類がHSBC香港に到着するとカスタマーサポートから電話がきます。
香港の国際番号は(+852)からの着信となります。
「変な番号から電話がきたよ。不気味だな~」とスルーしないでください。HSBC香港からです。覚えておきましょう。
何の用事かというと、
「新しい「PIN」を申請したのは口座名義人であるあなた本人ですか?」/
という確認です。
英語で話しかけられますので、英語を練習しておきましょう。英語が対応できない場合「中国語」「広東語」もOKです。
ATMで現金を出金出来なかったとしても、ネットバンキングで送金することは可能です。最悪、ネットバンキングから日本の口座へ送金し日本の口座から出金という手段があります。 ただし、ネットバンキングの暗証番号もロックされてしまった場合は、両方の手続きが必要となります。
もし、一人で行うのが不安な場合は、HSBC香港日本人対応サポートがありますのでご相談ください