【HSBC香港】新しいATMカードが届かない!
- 2022.04.19
普段使っているHSBC香港のATMカードをよく見たら、まもなく「有効期限が切れそう」。それなのに新しいカードが届かないといった場合の対処法をご紹介します。
HSBC香港ATMカード期限切れになる前に自動更新される?
HSBC香港のATMカードには
・氏名
・有効期限
・発行回数
が記載されています。
ATMカードの下3ケタは「支店番号」を示しているため、写真のように「833」の場合は「Happy Valley HSBC Premier Centre支店」ということがわかります。
また、右下の数字はこれまで更新された回数ということで、写真のように「5」と書いていればこれは5回更新した5枚目のカードということになります。
通常、HSBC香港のATMカードは自動更新されますので、ユーザーが更新手続きをしなくても、期限が切れる前に郵送される仕組みです。
そして、発送が完了すると、HSBC香港から「新しいATMカードを郵送しました」というお知らせがSMSで届きます。
通常、期限切れになる1~2ヶ月前に発送してくれるが、届かないといった問題がしばし発生することがあります。その原因がこちら
理由1.郵送事情が悪くなった
理由2.届け先住所が間違っている
それぞれの状況を詳しく解説していきます。
HSBC香港ATMカードが届かない2つの理由
理由1.郵送事情が悪くなった
2020年4月以降、新型コロナウィルス感染症の影響で運輸業界に大きな影響がでています。
HSBC香港でもこれまで空輸で郵便物を届けていたため、どんなに遅くても3週間以内には到着していましたが、今は全ての郵送物がすべて船便で輸送されています。
実際、今まで封筒の左上には「Air Mail」というシールが貼られていましたが、現在「Sea Mail」となっています。
そして、船便のシステムとして、空輸便と大きな違いは、
”コンテナが満タンにならなければ発送しない”ということです。
コンテナが、空(カラ)の時点で発送手続きされた人と、コンテナが満タンになって発送手続きされた人が同じ時期に発送されてしまうということになります。
運が良ければSMSが届いてから3週間、
運が悪ければSMSが届いてから4ヶ月という人もいます。
つまり、運が良ければ有効期限内に届き、運が悪ければ有効期限が2ヶ月過ぎても届かない
という現実になります。
そして、この新ATMカードは発行されてから90日以内に「アクティベート」しなければロックされてしまいます。
発行されたというSMSを受け取ってから、90日以上しても届かないとなった場合、その後届いたとしてもATMカードは使えません。
HSBC香港は一応、アクティベート期限が切れる前にお知らせを出してくれます。
あなたの現在のカード(108-860XXX-XXXISS4)が期限切れになっています。ATMでPINを用いて何かしらの取り引きをすることによって、新しいカードをアクティベートしてください。
という内容です。
最後の番号は、香港国内で電話した場合の国内番号です。
海外からかける場合は
電話番号+852-2233-3000
※24時間対応
※言語は広東語、英語、中国語で日本語不可。
ということで、電話して問い合わせることができます。
理由2.届け先住所が間違っている
もし、4ヶ月以上もATMカードが届かない場合は郵送事情の問題ではなく、「届け先住所」が間違えているという可能性があります。
ここ数年で引っ越しをしたけど、住所変更していないという場合は手続きする必要があります。
どちらにしても、自分のカードがいつ届くのか、今の住所にしっかり届くのか不安ですね。
その場合は、HSBC香港香港サポートデスクに電話で確認するしかありません。
HSBC香港サポートデスクへ電話する時の注意
HSBC香港は日本語対応していません。通じる言語はこの3つのみ
- 英語
- 中国語
- 広東語
日本語に対応していないところが苦しいですが、外国語が少しでもできる方は電話が早いです。
HSBC香港カスタマーサポートデスク(直通) 電話番号 +852-2233-3000 対応時間:24時間(年中無休) 通話料金:57円/30秒毎(国際電話) |
土日祝日問わず24時間対応してくれているところがありがたいですね。サラリーマンの方でも深夜だったり土日に電話できます。
ちょっと注意なのが、このHSBC香港のカスタマーサポートレディーがほぼフィリピーナでなので、タガログ語(フィリピンの母国語)なまりでクセの強い英語を話されます。
英語が分かる方でも、ちょっと苦戦するかもしれません。
電話をかけると、まず最初に「本人確認」をされます。
”「本人確認」はその場で、行員があなたのSMSに番号を送信するので、それを100秒以内に口頭で答えて下さい。”
という内容からスタートします。
もし、外国語が話せない。正確に早く解決したいという方は日本人専用サポートデスクに依頼するという方法があります。
住所変更、ATMの再送付という手続き内容ともなると何も知らない素人がやる場合、最低3ヶ月は要します。