【難易度MAX】HSBC香港に電話してみた(映像あり)

  • 2022.05.20
  • 2022.05.19

HSBCへ電話連絡やり方

海外の銀行口座を保有していると、時に銀行のシステムが変わったり、パスワードを忘れたり、自分の住所変更をしなければならなくなったり、ややこしいことに遭遇します。

これらのトラブルがあった場合、直接銀行へ問い合わせなければいけないのですが、日本語対応している国というのはとても珍しく、HSBC香港もそのうちの1つ。

日本語は一切通じません。

開設したときは、口座開設ツアーがあって、
ナビゲーターの人が手取り足取り教えてくれて、難なくできた窓口の手続きでしたが、

「もうナビゲーターの人とは連絡が取れないです(汗)」

という人も増えてきたので、今回はHSBCへ電話すると、どんな対応をされるのかイメトレのために解説していきたいと思います。

電話をかけたことがある人はご存知と思いますが、日本の銀行をイメージしていると理解に苦しみ、ほぼ挫折します。具体的に何が難しいのでしょうか。

【難しい理由1】対応言語は「英語」or「中国語」のみ

電話番号は、口座クラスに関わらず全員同じ。

HSBC香港カスタマーサポートデスク(直通)
電話番号 +852-2233-3000
対応時間:24時間(年中無休)
通話料金:57円/30秒毎(国際電話)

困ったことがある場合、ここに電話しましょう。

HSBC香港の対応言語というのは全て英語か中国語(北京語、広東語)です。

日本語では一切受け付けてもらえないので、話せないという人は練習するか、通訳の人が必要です。
ただし、通訳の人が直接電話で受け答えすることはNGなので、近くでカンペをもらいましょう。

【難しい理由2】英語がタガログ語なまり

HSBC香港は全てのオペレーターをフィリピンの提携先に委託しています。


学校の授業で聞き慣れているアメリカ英語と違って、”タガログ語”という特殊なフィリピンの母国語なまりの英語では、英語が多少話せたとしても理解に苦しみます。
(そういう我々も日本語なまりですが・・・)

たくさんいるオペレーターですがほぼ全員なまっています
覚悟して挑みましょう。

【難しい理由3】自動音声ガイダンスが複雑&早口

HSBC香港に電話すると、自動音声ガイダンスが流れます。
最初は、「中国語希望」か「英語希望」なのかを聞かれます。

そこまでは良いとして、次から始まる複雑なガイダンスをクリアする必要があります。
画像をタップするとガイダンス案内に移動します↓

例えば、ATMのパスワードを間違えてロックがかかったのなら、英語の「2#」をタップしたら次は「4#」と進んでいきます。

この中で、自分のクレジットカードの番号を聞かれたりするので、カードを手元に置いておくことも大事です。

映像を見ておわかりの通り、英語がネイティブでないと聞き取れないほど早い。
ガイダンスを見ておかないと、理解できないので予め見ておくことをおすすめします。

【難しい理由4】自動音声ガイダンスが長い

自動音声ガイダンスを掻い潜るのに最低5分はかかります。

そして、ガイダンスが終わったからといってオペレーターにすぐつながるわけではありません。

オペーレーターにつながるには、最低そこから3分待つことを覚悟しましょう。

もし、混雑時にかけてしまうと20分待ち、30分待ちはザラです。

現在、香港への国際電話は57円/30秒となります。
30分ともなると、3,000円以上はかかりますね(汗)

くれぐれも時間帯には気をつけましょう。

繋がりやすい日
・土・日・火・水・木 

繋がりにくい日
・月・金(とくに午前中)

おおよその目安です。ご参考まで。

【難しい理由5】本人確認が厳しい

通訳の人がかけても、本人でないことが判明した途端にガチャ切りされます。
本人確認には、さまざまな質問をされるのですが、その一つが「SMS認証」です。

「今からあなたのSMSにワンタイム・パスコードを送るからそれを100秒以内に答えてください」

という難問を出されます。

100秒以内に答えられなかったら「It’s GAME OVER!」電話は切られてしまいます。

こんなに待たされて、電話料金もかかったのに・・・
心が折れてしまいますね・・・。

どうか、HSBC香港に登録した携帯の番号を間違えないように、そしてSMSが受け取れる準備をしておきましょう

ここが第三者(通訳)に頼めない難関になります。

それだけではありません、住所や電話番号、クレジットカードの暗証番号などいろいろな質問をイレギュラーでされますので、心の準備をしておきましょう。

おわりに

HSBC香港への電話は、日本語しか話せない方には難易度が高く、本題にはいるまでの挫折率が90%を超えます。

ここまで来て、ようやくオペレーターに自分の要件を伝えられるので、できない方は日本人専用HSBCサポートがあります。こちらは有料ですが正確に迅速に対応してくれます。急いでいる方にはおすすめです。

  • 2022.05.20
  • 2022.05.19
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