【HSBC代行サポートします】口座が凍結されてしまった時の対処法

  • 2022.05.17
  • 2022.04.08

口座ロック

HSBCでは一定期間利用していない口座を凍結しています。
一昔前までは使っていた口座でしたが、2年も3年も使っていなかったという方は注意です。

口座凍結をそのままにしておくと、完全に口座が閉鎖されてしまう可能性があるので早めに対応することが必要です

1.凍結とは

HSBC香港口座は24カ月(2年)以上、何らかの動きがないと口座は凍結、つまり“inactive”の状態になってしまいます。

その前段階でHSBC香港は、22ケ月以上動きがなかった口座の持ち主に予告通知を発送します。
この手紙が来た時点ではまだ凍結されていません。

実際の凍結予告通知がこちら

手紙には

「セキュリティー上の観点から、22カ月以上が口座内で取り引きが無いので、まもなくあなたの口座を”inactive(凍結)”にします。」

と書かれています。

逆を言えば、あと2ヶ月の間にサービスを使えばロックしません。
ということなので、対応しなければ凍結されてしまいます。

「凍結」された事を自分で確認する方法

口座が凍結された方は、インターネットバンキングで確認できます

凍結された場合、本来表示されるはずの預金残高が「0」と表示されます。

お金が盗まれたわけではなく、これは凍結された事を意味します。

こうなってしまうと、引き出し、両替、送金、個人情報の更新、残高表示など、全ての操作・確認ができなくなります

そして、インターネットバンキングだけでなく
ATMカードも使用できなくなってしまいます。

凍結は残念ながら、窓口へ行くか、HSBC香港のサポートセンタ-のカスタマーデスクに電話する必要があります。

ただ、コロナ禍で渡航ができないため、今は電話しか方法がありませんので電話してみましょう。

HSBC香港カスタマーサポートデスク(直通)
電話番号 +852-2233-3000
対応時間:24時間(年中無休)
通話料金:57円/30秒毎(国際電話)

HSBC香港のカスタマーデスクでは、英語・中国語・広東語のみの対応になっています。
(日本語対応していません)

予め、練習してから電話しましょう。

丸投げしたい方は、日本人専門のサポートデスクがありますのでご確認ください。

凍結を解除する方法

以前であれば、凍結解除は香港のHSBCの支店窓口で手続きすることが必須でしたが、

現在はコロナで渡航することが難しいため、電話での対応も可能になりました。

ただし、電話のみで解除できる場合と、そうでない場合があり、これはHSBCに直接電話をしてみないと分かりません。

まず、HSBC香港に電話すると、最初に電話オペレーターより本人確認が開始されます。

「今からあなたの携帯のSMS(ショートメール)にワンタイムパスワードを送るからそれを答えてちょうだい。」

というもの。

「あなたは、この口座名義人本人ですか?」

ということを証明するために聞かれます。

この質問、オペレーターがショートメールが発信してから、100秒以内に伝えないとアウトというルールがあります。

もしショートメールが届かなかった場合は、現在使用されている携帯電話のセキュリティーが強すぎるかもしれませんので、ご自身の契約しているプロバイダーに確認するか、電話番号の変更などする必要があります。

オペレーターとの電話でのやりとりに問題無ければ、基本的には1営業日以内に凍結が解除されます

要件によっては5営業日を要することもあります。

口座が“reactivate(解除)”されたら、
Eメールやショートメール(SMS)などで凍結を解除した旨の通知が届きます

実際のメール↓

【ショートメールでの通知】

このメールが届けば、晴れて凍結解除完了となります。

英語が苦手な方は、電話することが出来ない方は日本人専用サポートデスクがあります。

こちらは民間の有料サポートになりますが、かなり早く良心的価格で解決してくれます。

凍結を予防する2つの方法

今後もHSBCを使う予定がない場合は、また凍結のリスクにさらされることになります。
凍結を予防するか、口座自体を解約することをおすすめします。

ここでは、よく行われている口座凍結予防の方法を2つご紹介しましょう。

1.ATMで出金する

凍結防止対策として簡単なのが、日頃からATMカードで定期的にコンビニで出金することです。

これならATMの「PIN」を忘れていなければ、すぐできることですね。

「PIN」を忘れてしまった方はこちらの記事で対処法がかいています。

2.口座内で両替する

ATMに行くのが面倒な人や、ATMカードのPINを忘れてしまた人、お金がそんなに入っていないというかたは出金以外の方法として両替という方法があります。

やり方は、ご自身のインターネットバンキングにログインして、口座内にある「HKD(香港ドル)」を、円または米ドルに両替するだけです。これで利用履歴が付きます。

注意1:定期預金は利用履歴にならないもし、定期預金を組んでいて動きがあるという人は注意が必要です。1.2のどちらかを行って能動的に操作をしたという証拠が必要です。
注意2:インターネットバンキングだけの操作では口座凍結は避けられるが、ATMカードがロックされる。もし、ATMを2年以上使わなければ、ATMカードがロックされます。凍結予告通知が来た場合、凍結を防ぐには、やはりATMカードで出金するか、ATMカードで買い物をするというやり方が無難です。
凍結予防をしている人の具体的行動モデル
3カ月に1回ATMカードを使用する3月、6月、9月、12月 春夏秋冬で使う。

あくまで一例です。

ただ、ここを覚えておくだけでも違いますね。

ATMで現金の引き出しをする場合、引き出し最小額は1,000円からです。

引き出し手数料がバカにならないので、もし凍結予防のために使うという方は「ショッピング」での使用が効率的です。

HSBC香港ATMカードは[UNION PAY(銀聯)]のマークのある店舗で使用できます。

ATMはこちらが利用可能です。

ゆうちょ銀行ATMセブン銀行ATM
三菱東京UFJ銀行ATM三井住友銀行ATM
MIZUHO銀行ATMSMBC信託銀行PRESTIA (旧シティバンク)ATM
イオン銀行ATM京都銀行
ローソンATMEnet ATM(ファミリーマート、サークルKサンクスなど)
北洋銀行ATM 

コンビニエンスストアでは、全てユニオンペイに加盟していますが、2022年現在はセブンイレブンとファミリーマートはユニオンペイのショッピングは使用できません

以上のように、HSBC香港口座を保有し続けていくためには、利用履歴が見られますので予防的にできることを覚えて、トラブルを事前に防いでいきましょう。

  • 2022.05.17
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